【M81】市船吹奏楽部『吹劇』3年生最後の舞台 ~自己肯定感を高める部活動のあり方~
◎子どもに自己肯定感を持たせるために、部活動の果たす役割は大きい!
◎人が幸せを感じるためには「認められること(自己肯定感)」が不可欠である!
◎「授業」「クラス運営」「学校行事」「部活動」その全てが学校教育である。
学校の教育現場に部活動の存在意義が問われる中、高橋先生の教育哲学は部活動の枠を超え、音楽を軸とした人間教育につながっています。『吹劇』は人間の根源的なテーマを題材とし「楽器演奏」「歌」「ダンス」を融合した、市船独自の音楽表現です。それは人の心を動かす魔法です。人種を超え、人間のあらゆる感情に訴えることのできる市船吹奏楽部の魔法です。美しくメロディーを歌い上げ、豊かなハーモニーを響かせ、心を揺さぶるリズムを奏でてこそ、人は感動します。
しかし、そのためには技術と心が必要です。「技術」を得るには、日々のあらゆる努力の積み重ねが必要です。そして「心」を得るためには、絶えず自分自身と向き合うことが必要になります。弱くて逃げ出してしまいたい自分と向き合わなくてはなりません。吹劇はそれらを成し遂げようとした時に、初めて得られる魔法です。
2017年で12作品目となる吹劇のテーマは『母と子』でした。
父と子ではなく、親子でもない、「母と子」です。私たちは誰もが母親の母胎から産まれました。産まれたことは奇跡です。誰もが奇跡の連続で、この世に生を受け、今を生きています。そして、このDVDには3年生最後の舞台で、引退の日を迎える、等身大の高校生が写し出されています。